■死んでも放映に間に合わせろ! テレビアニメ制作の裏事情
制作進行が車で事故っても納品テープの安否が心配されたのは有名な話
そういえば最近制作が回収時に事故したって話はあまり聞かなくなったなー
>このような制作の遅れは、テレビアニメでは決して珍しいことではない。『化物語』を制作しているシャフトはこだわりの強さで定評のある制作会社だが、そのぶんスケジュール進行が逼迫することも多く、2007年に制作した『ひだまりスケッチ』10話では絵が未完成のまま、文字でごまかすなどして放映するという事態に陥ったこともある。『化物語』のテレビ放映版でも、放映当日にもまだ制作途中であることがアニメーターのブログで明らかにされたり、第 10話が静止画カットばかりで制作が間に合わなかったのではないかと取り沙汰されたりと、制作体制が苦しいことは視聴者にも伝わっていた。
さらに、アニメ業界人が集う匿名掲示板の過去ログを漁ると、「放映数時間前納品」などという話はよく出てくる。噂話レベルだが、「放映30分前納品」というものもあったという。極めつきはテレビ局側に納品を拒否された事例で、1998年の『Weiß kreuz』ではあまりのクオリティの低さから、2003年の『ガドガード』では事前チェックが間に合わなかったことから納品されず、放映を「落とす」結果になっている。
ま、それに近い現場には居ましたけどね(ぁぉ>噂話レベルだが、「放映30分前納品」というものもあったという。
あー・・たしか違約金がいくらとか昔聞いたぞ
>制作の遅延が頻発する一因は、テレビアニメの放映本数があまりにも多いことにある。『ロスト・ユニバース』や『Weiß kreuz』など、クオリティの破綻した作品が目立った1998年は、『新世紀エヴァンゲリオン』ブームに便乗してテレビアニメの放映本数が急激に増加した時期。その仕事量が、アニメ制作会社の制作能力をオーバーしてしまったのである。現在も、数年前に比べて減少したとはいえ、1998年当時に比べれば放映本数はまだまだ多い。制作工程のデジタル化は進んだものの、数千枚の動画や数百枚の背景などを多くのスタッフの手で作り上げて週1回放映しなければならないテレビアニメが、ほとんど落とすことなく毎週何十本も流れているのは、奇跡的とすら言えよう。
ちなみに1998年から2002年ぐらいまでが一番メチャクチャだった気がする
本数増える&デジタル移行でアニメの作り方が変わっちゃったからね(特に撮影)、ラインに乗せるまで各社随分と混乱したと思うよ
ロストユニバースはなんかセル塗りを中国の刑務所に発注してたとかでそのセルに砂が乗ってたとか噂で聞いた
まさかそんなことはないだろうから噂レベルでしかないんだろうけどw
知らない世代もいるからせっかくなので貼っとこう
これが放送されたんだぜ
■ネットで無料配信され総再生回数が300万回を突破した人気アニメ「イヴの時間」、2010年春に劇場公開決定
おお!それはすげえ!!



お忙しい中、面白い記事ばかり紹介してくださって有り難うございます。要らぬお節介と分かっていながら「拝見している証」としてコメントせずにはいられない性格なのですが、そんな性格が災いして記さなければならない文章が溜まり、睡眠時間が激減しております。阿呆ですな、私は。
>15年くらい前のテレ東は本当によかった・・・・
>どうしてこうなったんだろ?
以前にコメントいたしましたとおり、広告収入が冷え込んだこととテレビ離れが離れたことが致命的なんですが、それでも20世紀前半の経済規模を保とうとするので下がしわ寄せを喰うんです。
・経済規模を縮小しない→制作費が削られる→番組の質が落ちる→視聴率が減る→スポンサーがテレビから離れる→広告収入が減る→制作費を削る→番組の質が落ちるetc...
現状はこんな感じのデス・スパイラルです。ほんの少しでも経営側に経済観念があれば気付かないわけがないのですが、放送市場がバブル状態のまま維持してしまって弾けた現実を直視しないため、鈍重となった贅肉を切り落とすことが出来ないでいます。
経済も基本的にマクロ視点からすれば戦争と同じ形をとります。泰平となれば市場と資金繰りは落ち着きますが構造体系に変革はもたらされません。市場モデルが古くなり収入が落ち込めば尻に火が付くので無駄を省き始め、守りの状態からかつ新たな収入源を求めるので既存の体系から脱却しようと保守と革新が鎬を削りあうことになります。これが戦争の状態。本来なら現行の放送産業はもっと慌ただしく収入モデルの開拓に勤しんでいなければならないのですが、それが出来ていないわけです。
実は今、全メディア会社の中で自ら身を切り血を流しているのはフジ・メディア・ホールディングスだけなんですね。どこもかしこも報道、放送関連の企業は企業倫理などあって無きが如しですが、その中で唯一、もがいていらっしゃる。フジ以外はどうやら、座して口を開け、親鳥の餌を待つ様子です。具体的にはこんな感じで。
【軽井沢1泊ゴルフコンペ付きーー民主党のマスコミ接待リスト出回る】(上は概要部が有料記事、下のアドレスがその概要を完結に記していますが、2ch形式の掲示板ですのでアクセスの際にはご注意を)
ttp://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2008/10/post-0306.html
ttp://logs.dreamhosters.com/html/1/225/368/1225368855.html
今回の現職民主党政権は一貫してこんな感じです。この不況下で内需拡大路線を転換し経済の脚を引っ張る以上、政権公約で謳った歳出の圧縮が果たせるのかという一つの大きな試金石だったのですが、その目安となる先の臨時国会で発表された各省庁の予算概算要求額、結果は御存知の通り、歳入を減らして歳出を増やすというとんでもない自殺行為をとりました。「政権担当一年目だから仕方がない」と仰る方も居られるでしょうが、そもそも政権担当能力がない連中に初めから政権運営を任せては断じてなりませんし、数年待って政権担当能力を身につけて貰おうなどという悠長な発言も論外です。日本が置かれている現状はそんな暢気なものではありませんし、その数年の舵取りでどれだけのダメージが出るか分かったものではないですから。
話をアニメに戻しまして、現職文科相大臣の略歴、思想はこのサイトでも述べましたとおりです。結局、アニメへの100億円余りの予算も泡沫と消え去りましたが、一方で毎日新聞が8月24日「メディア政策・新政権に望む」という記事で、新聞各社が経営難に陥った際、公的資金の注入の必要性を示唆しました。これと上の接待記事から、既に民主党は党全体として報道関連の主要各社と手打ちが済んでいるという穿った見方を取ることも出来ます。現時点でマッチポンプである可能性が高いのは、自民党が仮に現在の民主党内閣と同じことをしていた場合と比較しての報道合戦から容易に予想できます。ちなみに試算金額は「年間500億で足りる」らしいですよ。これについてはしらいしさんの、
・【アニメ】:川端文科相、中止を明言 「人の育成に重点」(2009年9月23日)
の記事で、コメントにてムッハーさんが「お金は、要らないですよね」と発言した対極にありますね。そのあとで記した私のコメントでも触れましたが(他のコメントでしたっけ?)、放送業界も報道業界も上層部にプロ意識というものはまるでありません。記者クラブなど、今や完全に利権の巣窟ですから、こういった発言からも職業意識の低さが窺えます(毎日新聞側はこの記事に対して「毎日新聞社の考えを表明したものではありません」とコメントしていますが、完全な燈籠記事ですね。直接書くと自社が叩かれるので、論調が似た識者を呼んでいわせるわけです)。しかし笑わせてくれるのは、ウォールストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズですら買収されて新たな経営陣の元で再建を目指しているというのに(特にNYタイムズは一気に黒字決算になったはず)、日本はお上の公的資金、つまりは我々の税金で延命措置を図ると発言しているのです。経営者としての誇りが無いのでしょうかね? しかも、銀行ですら肩身の狭い思いをして公的資金を受け取ったのですが、新聞各社は自分から言い出す始末で、しかも記事の精度も内容も一切、上げるつもりが見られず、終いには後ろ暗い資金繰りを一切隠したままで延命するつもりであるという恥知らずです。厚顔無恥も此処まで来ると一種の才能ですね。
>死んでも放映に間に合わせろ! テレビアニメ制作の裏事情
30分前納品、私も耳にしたことがあります。とても素敵ですね……。
奥様はプレジデントを愛読されている様子ですが、私が愛読している雑誌で、今号が奇しくもメディア関連の特集を組まれていましたので、抜粋させていただきます。かなり長くなりますが、どうかご了承ください。
(以下より抜粋)
「
早河洋テレビ朝日代表取締役社長は、9月29日の定例記者会見でアニメ『クレヨンしんちゃん』の継続を発表した。
原作者の臼井儀人さんが荒舟山を登山中に亡くなったことを受け、放送中止が危ぶまれていたのだが、この決定にほっと胸をなでおろして喜んだのは、ファンや子供達だけではなかった。
「テレ朝が社運をかけた映画『BALLAD 名もなき恋のうた』が興収20億円に迫る勢いですが、この作品の原案は映画版の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』。プライムタイム(19~23時)が惨敗のテレ朝のなかで『ドラえもん』とともに視聴率が上昇している数少ない優良コンテンツを失うなどありえない」(テレビ朝日社員)
この言葉からもわかるように、同局には「アニメこそ救世主」という空気が流れており、秋の番組改編でも火曜19~20時にあらたに2本のアニメ枠をもうけた。ティズニーの人気キャラが主役の『スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~』と、ベストセラー絵本が原作の『怪談レストラン』だ。
元々この枠は、ジャーナリストの池上彰氏と劇団ひとりによる『学べる!! ニュースショー!』。視聴率もそれ程悪くなく、むしろ善戦していた同番組を打ち切ったのは、単にアニメで視聴率アップという狙いではない。
「アニメの場合、キャラクターグッズや関連商品の展開が見込まれます。『怪談レストラン』は毎回様々なキャラクターが登場し、ストーリーの広がりもあるので映画化も視野に入れ、『第2のしんちゃん』として育てたい」(前出・社員)
このコンテンツビジネス路線の推進は、開局以来初の赤字転落後の今年6月に就任した早河社長が掲げる「改革」の本丸だという。事実、早河氏は社長就任と同時に、右腕である上松道夫取締役編成制作担当役員を担当にして、「コンテンツビジネス局」を新設している。
」(SAPIO 2009.11/11 P.23より抜粋)
各番組の制作体勢と資金の流れはしらいしさんの方がお詳しいでしょうが、鼻についたのは、
「アニメの場合、キャラクターグッズや関連商品の展開が見込まれます。『怪談レストラン』は毎回様々なキャラクターが登場し、ストーリーの広がりもあるので映画化も視野に入れ、『第2のしんちゃん』として育てたい」(前出・社員)
の部分です。これはきちんと買取ではなく売上従量制で版権もアニメ作成側と折半ですよね?
しかも、
「アニメこそ救世主」
と断言しておきながら、その救世主を家畜の如く鞭を振るうというのはどういう二律背反振りでしょうかね? しかもアニメは放送局が良さそうな原作を見繕って、作成会社に丸投げするだけではありませんか。雀の涙のような予算で作成会社に丸投げする体勢のアニメに頼る以前に、本職を何とかしなさい。
現状でもこんなものです。「アニメこそ救世主」と崇敬しているテレビ朝日ですら(面従腹背かも知れませんけれどね)こんなですから、余所がどうかと申しますとまぁ悲惨なものです。今期決算で黒字を確保したのは、新聞では日経新聞、放送局ではフジテレビですが、フジテレビはライブドアの株式売却益から得た経営外利益(証券売却益)ですから、実質は赤字です(ちなみにテレビ東京は20億円の赤字)。しかもどの書評を見ても基本的には権益に胡座をかいて抜本的な対策が全くとられておりません。
権限と責任をアニメ制作会社にある程度、降ろせと何度言わせれば……。
但し、アニメに全く将来性がないわけではないと思います。キャパシティと制作費の問題から現状は火の車ですが、一方でどの社として「アニメを切り捨てることはしておりません」。以前も申し上げたとおり、DVDやグッズなどで制作費用を広告収入以外から回収することが出来るアニメはとても優秀なのですよ。ですから、何処か違うチャネルを持つ会社がアニメ制作会社を傘下に治めるというのは良いことだと思われます。初めは赤字採算だということは分かり切っているので、クオリティと制作費をある程度、バーターした上で(勿論、お金を注ぎ込めばそれだけ良いものが出来るだけの技術力は維持しなければなりませんが)、先行投資という形で何処かの全く別産業で御飯を食べている会社が行動を起こしてくれないかと思っています。GYAOやOCNですとか、プロバイダー系は失敗していましたっけ?
個人的なアニメの一方向として、小シネマやこれからのシアター業界にシフトしていけないかなと思っています。放映権を上の阿呆共が解放しないなら、他のチャネルから攻めるしかありません(既存のチャネルを使う方が絶対に成功率は高いのですが、利権どっぷりで解放しないのですから仕方がないです)。問題は集客力なんですよね……。劇場版エヴァンゲリオンのように、放映シアターが県に一軒しか無くとも遠方から公共交通機関を利用して遙々と視聴しに来てくださるかです。
>PSP GO
こ、このお話は後に纏めますね……。発売前に纏めようと思っていたのですが、間に合いませんでした!(涙)
>パチンコ事情は詳しくないんだけど守秘厳しいらしー
厳守ですね。ただ、私の時代はあそこまで動画が重視されていない時代だったので、CGに関してどうなのかは私もよく分かりません。ただ、ROMに関しては守秘義務が凄まじいです。ROMの仕組みが分かったらやりたい放題ですからね。
>ネットで無料配信され総再生回数が300万回を突破した人気アニメ「イヴの時間」、2010年春に劇場公開決定
いやったー! 「彼女と彼女の猫」時代の深海監督と並行して、「ペイル・コクーン」の時代からひたすら応援してきた吉浦監督ですが、遂に「イヴの時間」劇場化ですか! 嬉しい~。こんな嬉しいことはそう無いですよ! 劇場版のDVDも発売されたら即座に購入させていただきます!