【日々】:寝言は寝てから言えよ!

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昨日の話
一昨日は朝から娘がゲロって大騒動だったのだが・・・・
昨日はなんと朝からウンコ漏らして大騒動でしたヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

目が覚めるとなんと朝の6時前、娘は元気に起き上がってるし、奥さん寝てるし・・くそーあと30分寝たいなーとか思ってるとなんと娘の頭突きが顎にヒット・・・(;´Д`)ウウッ...
続いて奥さんのわき腹にも頭突き・・なるほど起きろってことですね、朝からハードだわい

で、

まずは顔洗おうと洗面所に行く・・・とその前に娘が踏ん張ってるのを確認
顔あらってから取り替えるかなーと戻ってきて異変に気づく
なんと寝室が臭い、そして娘が固まってる・・


もしや!!!!


と周囲をみるとなんと娘の下に謎の茶色い水溜りが出来てて思わず叫ぶ


そうなのだ・・・


ゆるゆるウンコを漏らしたのだ・・・


しかも布団ではなく畳・・・これなんという仕打ちだろうか・・・
布団にされてもこまるのだがシーツとベットパットあるからカバーできるんだけど・・畳直接だからなー


『うぉぉぉぉぉおぉぃいいいぃぃぃx!!!!おきろーーー!!!たいへんだー!!ヽ(`Д´)ノ』


と奥さんを叩き起こす
もちろんそんなことになってるとは思わなかった奥さんも一瞬にして目を覚まし布団から飛び上がる
とりあえずウンコをなんとかせねばと雑巾とってきて畳のウンコをふき取る
その間に奥さんに新聞を持ってきてもらい娘をとりあえず新聞の上に避難
なんせ肌着はウンコでデロデロになってるからな。。下手に動いて被害が大きくなったら大変だぞ
ウンコがある程度拭き終わったところで娘を風呂場に移動
デロデロの服を脱がせオムツを取り風呂場で下半身をシャワーで流す

とりあえずこれで娘はなんとかなった・・・・・

問題は畳なのだ
拭いても畳の目にウンコ挟まるからなー、衛生的にも気になるのでどうしようかと考えてたら


「漂白剤薄めてそれで拭いてみればいいんじゃない?殺菌にもなると思うけど」


と奥さんが言うので薄めた漂白剤液を準備してもらって丹念に叩き拭く
すぐに臭いを嗅ぐ勇気はなかったのでウンコ処理はここで終了
その後急いで準備して家をでました、すんげー疲れたわ(((;-д- )=3ハァハァ
帰ってきてから一応拭き取った場所を臭ったが特になにもなかったので大丈夫かな?
なんで漏れたのか今一度原因を考えたのだがオムツの許容量を超えてたみたいです
夜から朝にかけておしっこもたっぷりだったしなー、それに加えてゆるゆるウンコはさすがのオムツも無理だったのか・・うむむ


<気になったニュースとか>

■関東甲信、北陸、東北南部が梅雨入り
やっとか・・という印象が強いかもなー
なんか四国のほうじゃ雨少ないから断水するとか

■感 動 す る 映 画 教 え て く れ よ

最高の人生の見つけ方 [DVD]
最高の人生の見つけ方 [DVD]

最近これみたんですが無茶苦茶よかったです

■ガンダム、台場に立つ
SUGEEEEEEEEEEEEEeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!
足の時点でかなり期待できると思ったのだがここまでとはなー
ディティールもちゃんとしてるし、GFFをそのまま大きくしたような感じだなー
引きの絵で人物が入ってるのがいくつかあるがそれだけでもうwktk
何気にカトキ立ちw

■GIRL NEXT DOORってどこらへんに需要があるの?
amazonの評価をみたがすげえ荒れててワロタ
わすはそこまで嫌いではなくむしろ良いかも?って思うんだけど曲調の思いでフィルター的なものがあるからなー
しっかし曲だしまくりなのはやはり必死すぎだろうと

足が筋肉質すぎてまったくそそられないなー(ぁ

■実際、金玉ってそこまで痛くないよね
何行ってんだ、金玉なめってっと死ぬぞ!!((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
女性の人はもし襲われたら金玉攻撃するといいと思う
どんな大男でもイチコロだぞ

コメント(1)

>感動する映画教えてくれよ

 私、本当にもう最近は涙腺が弱くて困るのですが、まずこのスレの冒頭に挙げられている、

・顔のない天使(メル・ギブソン主演監督)

 ははっきり申し上げて名作です。基本的に、私はアメリカンなノリの「ヒーローが唯一人で敵軍に打ち勝つ」というような一元的的絶対正義が絶対悪に勝つというような単純映画は好みではなく、部類としては、見る方にとってはやや退屈なヒューマティック・フィラソフィとでも申しましょうか(言葉にすると安っぽいですね)、人の生き方というもの、相対的な正義という曖昧な社会的通念に対して絶対的な自己をさらけ出さずにいられないもの、グッドエンドでもなくバッドエンドでもなく、何かしらの「命題」を与えてくれる映画というものが大好きなので、趣味趣向が異なる方が観られると、ある意味ではとても退屈かも知れません。
 以下にそういっただーだーに泣いた映画を数点、挙げておきます。
 ちなみに、私は基本的に物語で映画の内容を判断するので、監督さんや俳優さんには全く詳しくないのですが、そんな私が好きな数少ない男優さんがトム・ハンクスなのです。あの方に中立的な立場の映画を主演させると最高です。そして、並んで好きなのが三船敏郎。日本の役者さんでこれくらい渋い役をこなせる方といったら、今では高倉健か渡辺謙くらいしかいらっしゃらないのが悲しいところです。タレントは必要ないのできちんとした役者を育てていただきたいところ……。
 では、以下より映画です。

・グリーンマイル(トム・ハンクス主演)
・フィラデルフィア(トム・ハンクス主演)
・アポロ13(トム・ハンクス主演)
・ネル(ジョディ・フォスター主演)
・レインメーカー(マット・デイモン主演)
・デイライト(シルベスター・スタローン主演)
・千年女優(今敏監督)
・ペイルコクーン(吉浦康裕監督)
・ジャーヘッド(サム・メンデス監督)
・陽のあたる教室(スティーヴン・ヘレク監督)
・ブラス!(マーク・ハーマン監督)
・心の指紋(マイケル・チミノ監督)
・七人の侍(黒澤明監督)
・椿三十郎(黒澤明監督)
・赤ひげ(黒澤明監督)
・用心棒(黒澤明監督)
・まあだだよ(黒澤明監督)
・戦場のピアニスト(ロマン・ポランスキー監督)
・フルメタル・ジャケット(スタンリー・キューブリック監督)
・アフリカン・ダンク(ポール・M・グレイザー監督)
・カティンの森(アンジェイ・ワイダ監督)
・クールランニング(ジョン・タートルトーブ監督)

 「戦場のピアニスト」は確かに素晴らしい作品なのですが、最後の幕引きでソ連軍がさも解放軍のように演出されていた所が気になりました。この後もポーランドが歩む事になる血の歴史を鑑みれば、この国にとってはナチス・ドイツもソ連も等しく大罪人です(ポーランドの完全な意味での独立は、なんと冷戦終結によるソ連軍撤退の1989年です)。そのポーランドの苦難を描いた作品の一つが「カティンの森」ですね。「カティンの森」は史実「カティンの森事件」に基づいた歴史的事件を映画化したものですが、純粋なポーランド人監督によるポーランド映画であるため、ポーランドでの封切りは去年辺りだったにも関わらず、日本での公開は来年の正月から順次、だそうです。公開されたときから日本での封切りをずっと待ってるんですけどねー……。
 カティンの森事件は死傷者の数こそ膨大な差があれど、事件概要としてはイスラエルにおけるミュンヘン・オリンピックの「黒い九月事件」と似た経緯を辿っています。有名な事件ですので、資料は捜せばすぐに出てくる故に詳しくの言及は避けますが、その虐殺犠牲者はソ連の政府資料にて実に21,857人とされています。異なる最大の点は、事件があった1940年からポーランド共産党政権の瓦解した1989年ポーランド独立に至るまで、ソ連が一貫してカティンの森事件の実行犯をナチス・ドイツであると主張し続け、世界世論がそれを退けられずペテンを常識として定着化させてしまった点にあります。戦前でも戦後でもドイツはこれを否定し(実際に実行犯ではなかったので当然のことですが。ドイツはナチス・ドイツの時代から一貫してこの事件の実行犯がソ連であると発表しています)、国際調査団や密使の捜査からもソ連の犯行であることを裏付ける証拠がいくつも挙げられているのですが、当時は独ソ戦線から続く東西冷戦時代の真っ直中であり、ソ連を刺激しないためにと歴史の闇に伏されてきた虐殺事件なのです。ナチス・ドイツが行ったユダヤ人に対するホロコーストは全世界の皆様が知るところですが、ソ連のポーランドに対する虐殺が対照して全く知られていないのはこの為です。間違ってもマルクスの思想に虐殺を肯定する文言は含まれていないのですが、初の社会主義体制国家を体現したレーニン、それにエンゲルスが手法論として虐殺思想を刷り込んでしまった点が悔やまれるところです(その歪んだ思想の一例を挙げますと、「窃盗や強盗殺人はブルジョワジーが存在した時代に富の配分の不均衡から起こった腐敗犯罪なので、プロレタリアしかおらず共産化に成功した我が国に於いてその様な犯罪が起きるわけがない」という冗談のような思想が基本として定着していたため、警察による治安維持というものは極めて軽視され、そもそもが「警察署」に勤務する「警官」は「落ちこぼれの代表格」であったのです。つまり、「万物に於いて平等」である共産化を成し遂げたソ連にとって「犯罪などというものは起きるべくもないはずのもの」で、抜け荷や麻薬など「資本に取り憑かれた」反思想主義者に対しては容赦なく銃殺刑や流刑に処しましたが、国内治安に対する感覚とはその様な軽いものであったのです。おかげで農業を規範とする共産主義社会から逸脱しようとした反思想主義者を燻し出す秘密警察及び諜報機関が異様な発達を見せ、一方で市民への治安対策は悪化の一途を辿り、結果としていつ何処で誰が聴いているか分からないという恐怖政治の実現と、恐ろしいまでの犯罪率を叩き出すことになってしまった病巣となってしまったのです)。
 同じくしてイスラエル映画の「シリアの花嫁」も早くDVDが出て欲しいところ。「シリアの花嫁」はモントリオール世界映画祭のグランプリ作品なので、既に日本全国で順次、公開が始まっているので全く慌てていないのですが、カティンの森とて確かアカデミー賞のノミネート作品だったはず。格の上では引けを取らないのにー! これはやはり資本力の差ですかねー……。ポーランドの方が日本と縁が深いのですが、悲しい限りです……。
 実はポーランドは極めて親日的な国でして、その故はと申しますと、書籍、

・善意の架け橋 ポーランド魂とやまと心(兵藤長雄著:文芸春秋社)

 に一切漏らさず事の次第が書かれておりますので、一度ご覧になって頂けると幸いです。ハードカバー一冊に目を通すのが面倒なようでしたら、

ttp://datas.w-jp.net/flash/polandNewVer.html

 にて事のあらましがフラッシュ動画にて大方、記されていますので、こちらをご覧下さい。
 「千年女優」と「ペイルコクーン」はアニメなのですが、特にペイルコクーンを五、六回観てすら毎度、涙を流した私としては特にお奨めしたい作品です。
 「レインメーカー」はどうしよかなぁと真剣に悩んだんですが、「アフリカン・ダンク」と「クールランニング」を入れてしまったので、少なくともこれら以上の作品であると認識しているレインメーカーを入れないわけにはいかないなぁとの次第です。これも巨悪に対して非力なヒーローが大逆転劇を作り出す典型的なアメリカン・サクセスストーリーなのですが、少々違うのは「毒をもって毒を制す」所が多少なりとも存在するところです。これだけであれば別段、特筆することなく映画名を挙げて終わりなのですが、この作品は「裁判官が企業側とグルで癒着している」点と、「陪審員」を味方につける所が最終的な落とし所となるため、現状の日本国民が視聴するに当たって些か社会的影響が大きい部分があることを一筆添えねばなりません。この作品を見て深く考えずに陪審員制度に対して好感を持ってしまうと深い落とし穴にはまってしまうため、注意が必要です。この作品では主役である弁護人とそのパートナーの手で、陪審員が裁判官の量刑を完全に覆してし、市民の正義を体現することに成功しますが、これについては必ず「逆のことも起こり得る」と考えなければなりません。事実、とあるアメリカ黒人の裁判で被告が完全に有罪ながら、陪審員への手回し、世論の誘導、都合が良い裁判日の選択など、弁護人があらゆる手腕をこらして無罪に持ち込んだという判例も実在するからです。どちらが良いか悪いかと問われれば国民性や文化など様々な所を見て審議した上で、更に「完璧なものなど存在しない」という前提の上で客観的な思想を述べねばなりませんが、「12人の怒れる男(この映画はロシア映画)」でも同様に見られるとおり、陪審員制度が市民の司法への感心を身近にし、その監視と個人の正義感の共有を手助けしているのは間違いのないところです。決して知識を刷り込まれず「映画」であることを前提にお楽しみください。
 「ジャーヘッド」は現代戦を舞台にした「フルメタルジャケット」ですね。フルメタルジャケットやプライベートライアンなど、現代戦主役の精密兵器が発達する前の戦争は、全面戦争になると「質量のぶつけ合い」となり各戦線での「質量戦」がものをいった時代だったので、プライベートライアンで表現されたとおりノルマンディー上陸作戦では、連合国軍にとっては実に不幸なことに(差配ミスだと思いますが)、揚陸作戦時に歩兵の防弾を役目とする戦車を搭載した巡洋艦がかなり攻撃を受けて減耗してしまったため、あれあのように、鉄壁の防御陣地を敷いたドイツ軍の弾幕に、戦車無しの歩兵のみで強襲揚陸を決行したため、「結果的に橋頭堡を確保できたからいいやー」ということで自軍の損耗には完全に目を瞑ったという素敵な現実があります。翌日の新聞一面では「D-Days成功、ノルマンディー攻略!」の文字が踊ったでしょうが、現実の戦場ではあんな感じでぱかぱか突入を試みた陸兵が死ぬわけです。何せ消耗品扱いですから。それらの現実に対して特務歩兵分隊に「行方不明のライアン二等兵を捜索し救出せよ」と政府が頭越しにトップダウンで命令してくるという矛盾などを描いたわけですが、やっぱり最後はアメリカの正義が前面に出る形でしたので、ラストを除けば概ね出来は良し、という感じです。
 これより更により現実的な描写をしたのがフルメタルジャケットです。制海権、制空権を奪取し、サイゴン(現ホーチミン)を拠点として後はノルマンディー攻略と同じく質量で押すだけ。共産党軍参戦などという不意の後詰めも無く、朝鮮半島の二の轍は踏まんぞと意気込んでみたものの、またもやアメリカの意図したとおりには進まず戦線は泥濘化。寡兵ながら練度に勝る北ベトナム軍に対して、アメリカ軍はやはり質量で押しつぶす作戦に出たため、折しも日米摩擦による不況で職場を失った若者が大勢、徴募に応じ、六ヶ月の新兵期間を経て即座に前線へと送られた訳です。その結果はあれあの通り。制空権を確保しても熱帯林が主戦場なので上空からの目視が不可能で航空支援が役に立たず(この時期にナパーム弾が飛躍して進歩したのはこの為です)、徹底したゲリラ作戦を敷かれたため北ベトナム軍は兵集積拠点を一切持たず常に分散して自軍の消耗を極力防ぎ(その分、兵站集積点が存在しないためゲリラ兵は常に飢えと疫病、そして弾薬の補給に悩まされるのですが、アメリカ軍がゲリラ掃討のために現地住民の村々を執拗に焼き払い徴発を不可能にと同時に婦女子には乱暴狼藉をはたらき兵役に向きそうな男は殺すという、現地住民にとことん弾圧を加える策を取ったため、自然とアメリカ軍は味方がアメリカ軍のみしかいなくなってしまったというわけです。日本における慶長、文禄の役の様に、朝鮮半島を極力、無血にて降伏させその後は善政を敷き民の信頼を得、確実な橋頭堡と多くの兵站基地を築きながら築城して防衛戦を強化、地味ではあるが確実な施策を提案した石田治部少三成ら政務にも長けたマルチな武将達と、戦争しか脳のない武断派の加藤肥後守清正らが対立し、結局は太閤様のお歳も考えるとそんなちんたらした戦などしておれるかという武断派がほぼ抗命に近い形で高麗の平民すら眉を顰めず殺し尽くし、兵站も現地調達を旨として、つまり略奪を働いたわけです。石田治部少はこの戦の戦目付、つまり軍監であったため、持ち前の潔癖さも加わってか、かなり厳しい処罰を下しています。これが後に加藤福島の豊臣恩顧筆頭二武将が関ヶ原で東軍に付くきっかけとなるのですが、どちらが良策かと問われれば、どう考えても治部少に軍配が上がるのです。と申しますのも、現代では慶長の役、文禄の役を併せて「朝鮮出兵」と称し、さも「朝鮮半島の侵略が目的である」様に語られていますが、あの戦はそんなちっぽけなスケールではありません。日本軍には朝鮮半島など橋頭堡程度の意識しかありませんでした。つまり、本命はあくまで明国にあったのです。であるからこそ石田治部少以下、武将としても優れ、更に政務能力にも長ける人材は現地徴用、民の虐殺など以ての外。朝鮮半島に於いては努めて善政を敷き民意を味方につけて朝鮮半島の主権を明国から正統に奪取し、彼の地を強大な防御陣地兼兵集積拠点としながら地盤を固め、かなり手堅い戦を視野に入れていたのです。が、高麗は元々、国家主権を明国に委ね朝貢を行う代わりに、有事の際には常に明軍の増援を当てにしていました。それ故、高麗軍は文化的にも兵の練度でも軍事水準でも武装水準でも、つまり兵としての全てに於いて日本軍に劣っていたわけで、これが面白いように破竹の進撃を重ねるものですから、先陣を切った武断派にはその勝ち戦の味も堪らなかったのでしょう。大陸側の資料にも「日本軍の武器は鋭くこちらの馬ごと兵を切り捨てられ、対してこちらの武器は相手の鎧を貫けず、更には鉄砲や弓矢で駆逐され尽くされてしまう」という内容の文書が残っております。先程も申しましたとおり、高麗は明に比べて遥かに文化水準が劣っていたため、日本で作られる鎧の基礎技術となる「曲げ物」の知識もなく、兵法にも弱く、そもそも軍全体の練度が乱世を経験した日本軍に比べ極めて低かったため、とことん蹴散らされたのです。が、明から後詰めが到着すると戦況は変わり、前線は押しつ圧されつの戦いになります。この状況で生きるのが石田治部少の策である防衛戦を主とした築城と兵站備蓄なのですが、既に戦況は強攻策に出た後で、高麗民は日本軍を敵視しゲリラとなり、全体として日本軍にとっては不利な状況に傾きつつありました。が、碧蹄館の戦いを主とした数々の戦勝で、日本国は得るものこそ無かったものの状況とすれば逆に明軍の日本討伐すらあり得た状況で戦勝を収め、侵略国でありながら五分条件の講和に持ち込んでいます)、対してアメリカ軍は森に覆われ迫撃砲などの砲兵科による砲支援すら全く無し。戦地が森なので機甲科なぞ投入できるはずもなく、結局、今度もノルマンディーと同じく「兵損耗、委細構わず前進せよ」を強行した結果、孤立した部隊から撫で切りされていくという、投入された兵にとっては誠に不幸極まりない結果となったわけです。ノルマンディーと違ったのは戦死者が一方的に増えるばかりで戦果が全く上がらないという点で、アメリカ本国では厭戦空気が高まり、上空から枯れ葉剤を大量散布するという前代未聞の非人道的措置極まりない戦術まで採っておきながら、和平どころか撤退を余儀なくされるという恥辱極まりない結果となり、その八つ当たりとして兵站線などで北ベトナムを支援したカンボジア政権を転覆させ、人類史上に於いても脅威の大虐殺政権であるポル・ポトを容認するという「その行動のどこが世界の警察じゃい」とツッコミを入れたくなるような奇行に走りまくったわけです。汚職まみれの独裁恐怖政権である北朝鮮を容認するなら、私腹を肥やさずクリーンで経済政策も上々なカストロ議長率いるキューバをどうしてあそこまで執拗に虐めるんでしょうねーと疑問に思うこともなく、それは単純に北朝鮮が存在しても合衆国の不利益不名誉には特に繋がらないという極めて独善的な思考故なんですが(「国益至上視点」からみれば当然の行動なんですけどね。あの国は人権なんて糞喰らえです)、兎にも角にも戦地にて指揮官が戦死した場合は、軍隊の基本として自動的に副官もしくは最先任士官へと指揮権が移行し、人材不足から指揮官の戦死=臨時指揮官の野戦昇格となり、最終的に新兵ばかりが投入されたベトナム戦線は上官が死ぬと喜ぶ連中が増えるわけです。それは下士官レベルの上官も実は任官が自分より幾許か早かっただけで、新兵に毛が生えた程度の兵隊であることに変わりはないのですから。最後の幕引きを飾る前線の兵のミッキーマウスソングが実に戦争の虚無感を醸し出しています。戦争に感情を持ち込んではいけません。
 これがフルメタルジャケットの概要ですね。併せて「フォレスト・ガンプ」に於いて語られるベトナム戦争の表現もご覧頂けると、尚よく分かります。
 対して「ジャーヘッド」。これは湾岸戦争が舞台です。フセイン政権下のイラク軍が突如としてクウェートに侵攻、正義の名の下(実は米英は単に石油利権を守りたかっただけなんですけどね。クウェートは元々イラクの国土であり、それを英国が無理矢理、分離独立させたのは実は事実なのです)、これを食い止めるため安保理で国連軍の派遣が決定し、その先鞭を駈けた米英陸軍が真っ先にイラク軍と銃火を交えますが、今度の戦地は砂漠で、舞台は二十世紀末。砂漠は上空から陸兵の展開が丸見えなので、まず制空権を確保するために人工衛星からイラク国土を隈無くスキャンし、緒戦で目に付いたあらかたのミサイル基地や機甲科の自走砲など陸軍主力兵器を戦闘機の空対地ミサイルや巡航ミサイルで潰し、続いてイーグルアイ(無人偵察機)で地下基地やゲリラ拠点など怪しい箇所を虱潰しに破壊しながら完璧に制空権を確保した段階で陸軍を展開。しかし、やはり戦地は砂漠なので、制空権を確保した以上、敵陸兵を自軍の陸兵で叩くなどという馬鹿な真似はせず、兵集積拠点を戦略爆撃機で絨毯爆撃し、損耗を嫌って徹底的にアウトレンジから敵兵力を叩きます。こうすると陸軍は「ただ展開するだけ」で役割が終わってしまうので、意気込んで「正義の戦争だ!」とやってきた若者は拍子抜けしてしまうわけです。そしてジャーヘッドで描かれたとおり、戦闘らしい戦闘が一度もないまま上陸して腐っていたところに敵軍上級将校の捜索及び殺害という目玉任務が下され「遂に実戦だ!」と喜び勇んで出陣した新兵が、作戦行動開始寸前で別働隊の捜索隊上官に制止され、空軍の爆撃要請であっけなく目前の敵兵が死亡してしまう現実を目の当たりにし、愕然としたまま講和を迎えるという無常観で一杯の筋書きです。現状のイラクはテロリズム隆盛でまた逆の状況ですが、これはブッシュとそれを後押ししたアメリカ国民が悪いので自業自得です。一国を自分の利益の為だけに破壊しておいて、「統治に失敗しました。開戦の根拠となる疑惑も嘘でした。御免ね、てへ♪」が許されるというのも凄まじいものです。サダム・フセインが絞首台送りとなったのであれば、理由無しに戦争をふっかけイラク全土を戦乱まみれにしたブッシュは銃殺刑か断頭台送り、もしくは火刑場行きでOKです。アリゾナの牧場で優雅に余生を過ごす資格なぞありません。
 そして最後。「心の指紋」は軽犯罪で禁固刑の実刑判決を受けたアメリカの青少年が、刑務所担当医師が隣室で刑務官相手に自分が末期癌に罹っていると話している事実を耳にしてしまい、どうせ死ぬのならば「心から救われたい」と、自分はインディアンの血を引く者だと偽り、一度も見たことがないインディアンの聖地に連れて行けと医師を人質にとって逃走を図ります。この刑務所の責務が終わり、論文を提出すれば晴れて出世が約束されている医師にとって誘拐されるとは誠に想定外で、最初は自分の命ほしさが滲み出ながらも頑なに犯罪への協力を拒んできたのですが、退屈紛れか逃避行の最中に青少年の身の上話を聞く事になり、最終的には銃を突きつけられて「死とは何か」答えることを強要されます。が、青少年の昔話が、自分が幼少の頃、完全に全身不随の兄に酸素吸入器を外して欲しいと請われ、何が正しいか分からないまま医師は兄の希望通り、酸素吸入器を外しました。兄は自発呼吸が出来ない身だったので、数分後には即座に死亡してしまいます。実は自分が医師を目指したのは兄への贖罪であり、しかし事が露呈しなかったものの、結果的に人殺しをしてしまった自分が医療に携わっていて良いのかという、久しく忘れていた激しい慟哭と葛藤が、銃を突きつけられているにもかかわらず医師を襲い、医師は人目を憚らず号泣します。そしてそのまま結局、青少年と共に逃亡を続けるのですが、目的地まであと少しというところで青少年の宿痾(確か急性白血病であったと思います)が悪化し、処置をしないと免疫が完全に失われ数時間で命を失うという危機に迫られ、医師は青少年の銃を奪い、最寄りの病院で勤務医になりすまし必要な薬物を、その病院の勤務医を装って窃盗しようとするも、最終的に身分が露呈し拘束に現れた医師に奪った銃を突きつけて、結果的に強盗犯になってしまいます。
 どうして自分は一犯罪者に過ぎないあの少年に肩入れしてしまうのか。深い理由は分からないものの、此処で彼を見捨ててしまえば自分は医師として以前に、人間として折角取り戻しかけた何かを今度こそ二度と手の内に戻らぬ形で失ってしまうと察し、青少年を治療しつつ、自分が銃を突きつけて医薬品を強奪したこと、幼い頃に兄の願いとはいえ、結果的に自らの手で兄を死に追いやってしまったこと、色々なことを青少年に話し、結局、恐らくは自分の求めている答えもそのインディアンの聖地に存在するのだろうと、医師は犯罪者の汚名を被って尚、青少年に自らの意志で同行することを告げます。
 結局、やはり投薬治療ではただの延命手段にしかならず、インディアンの聖地である山にたどり着いたときには、青少年は不自然なまでに青白く、自律歩行すら困難な状態でした。それでも医師は先住民自治区の担当官に話をつけ、「彼の命は今日と明日しかないんだ!」と啖呵を切り、青少年と共に峻険たる山を登っていくことになります。道らしき道はなく、道程は峻険で厳しく、一歩踏み外せば即死である山頂への道を、もはや歩行も困難になった少年を担ぎながら山頂にたどり着くと、そこには一人のインディアンが青少年を待っていました。
 何故、自分たちの来訪を存じていたのか訪ねると、「偉大なる神の意志がお告げをくれた」と、表情も変えず返答するインディアンに、医師は自分の役目が終わったことを悟り、青少年の身代をインディアンに託します。そして、インディアンに伴われ、自分を置いて自らが赴くことの出来ない「奥」に行こうと今生の別れの段になって、青少年が一度だけ青少年が振り返り、

「あんた……、最高の名医だよ……」

 と弱々しくもしっかりと耳に届く声で告げられ、その一言で全ての軛から解き放たれた医師は、徐々に青少年達が向かった逆側に脚を進め始め、気がついたらまるで子供のように満面の笑顔で心から歓声を上げ、山野を駆け回っていました。後に医師は一ヶ月近くにわたる人質生活から一転して強盗犯に変わってしまった事を、自らの手にかけられた手錠にて確認するも、その顔に不幸の影など欠片もなく、ただ夫を心配していた妻と娘と抱き合って終わります。
 この作品は一貫して「死とは何か」を問いかける作品です。キリスト教徒が国教であるアメリカにあってその問いは易々と答えるべき模範解答が用意されているのですが、一神教以外では思いの外、「死」というものに明確な答えを持たず、寧ろそれを追い求めることこそが宗教の教えであり、ひいては自らの信仰に繋がるという思想があります。これは多神教宗教を国教とする国に多く見られる思想で、これを初めて視聴した二十世紀末に、私はこの作品を「何とも仏教的な思想の作品だな」と思ったものです(勿論、感動して泣きましたが)。
 間違いなく、本国アメリカでは売れなかったでしょう。その証拠に、ベスト盤などは一切プレスされておらず、初版が流通してそれで終わりです。死期が来れば天に坐す父と子の元に召されるというのがキリスト教徒の考えなので、このような己の死の中に活を見いだすなどという思考は一神教にはあり得ないのです。それは図らずもインディアンの「自然崇拝思想」、即ち人は森羅万象から細々と糧を賜り生かされているのであるという、自然を万物の神と見なす多神教思想で贖われることになり、この仏教的とでもいいましょうか、我々が住む極東のちっぽけな島国に似た宗教観で以て組み立てられた物語は予想通り、ヒットすることはありませんでしたが、私の心には初視聴した十年ほど前から、今も鮮やかに思い返すことが出来るのです。
 先程も申しましたとおり、ベスト盤がプレスされていないので市場に出回っている中古品も少なく、更に極めて高価ですが、「生きるとは何か」「自分は生きているか」「実はただ死んでいないだけではないのか」、そういった精神的な自己アイデンティティに関わる悩みを一度でも抱いたことがある方には、是非、ご覧になっていただきたい作品です。

 黒澤明監督の作品については今更語ることもないとは思いますが、「まあだだよ」については取りも直さず「いずれいくよ」という意味も含まれているのではないのではないかなと、頓に最近はつくづく思うところです。

     

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プロフィール

http://iddy.jp/profile/shiraishiunso/

しらいしわたる

しらいしわたるはCGアニメーター&CG業界料理研究家です。
2006年3月まで精鋭クリエーター集団タツノコVCRに所属
2009年8月までスクウェアエニックスのムービーチームであるヴィジュアルワークスに所属
2010年2月まで東映アニメーションにてCGアニメーターとして所属
2010年3月よりフリーで活動中

これまで参加した作品はこちら


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キャラクターアニメーションの仕事も受け付けております
デモリール持っていつでもどこでも出撃可


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